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スケールウィジェット

スケールウィジェット

スケールウィジェットは,特定の範囲内における値の視覚的な選択と操作をユーザーに提供するために使用される. 例えば,ピクチャのプレビューをズームするときの拡大レベルの調整,色の輝度のコントロール,スクリーンセーバーが起動するのに要する静止状態の時間の指定などのために,スケールウィジェットを使いたくなるはずだ.

スケールウィジェットの作成

スクロールバーウィジェットと同様,スケールウィジェットも水平と垂直スケールウィジェットの2つの型に分けられる. (どうやらほとんどのプログラマは水平スケールウィジェットを好むようである.) どちらのスケールウィジェットも本質的に同じ方法で機能しているので,ここでは別々に取り上げるようなことはしない. 垂直と水平スケールウィジェットを作成するには:

Gtk::VScale.new(adjustment = nil)
Gtk::HScale.new(adjustment = nil)

adjustment引数として,既存のアジャストメントオブジェクトを渡すこともできるし,nilを渡すか省略することもできる. nilを指定するか省略した場合,スケールウィジェット自身がアジャストメントを作成し全ての設定値を0.0に設定する(が,これではまるで使いものにならない). 自分自身で混乱してしまわないように,アジャストメントのupper値をユーザーが選択することのできる最大値と完全に一致させるために,page_sizeが0.0のアジャストメントを作成したいと思うだろう.

次のようにすれば,スケールウィジェットは適切なアジャストメントを作成してくれる. (もし既にあなた自身が混乱してしまっているのならば,アジャストメントの項を読み直して,アジャストメントの正確な動作と,アジャストメントの作成,操作の方法を確認しよう.

Gtk::VScale.new(min, max, step)
Gtk::HScale.new(min, max, step)

メソッド

スケールウィジェットは,溝のそばに現在の値を数値で表示することができる. デフォルトでは値を表示するが,次のようにして表示するかどうかを指定できる:

Gtk::Scale#set_draw_value(draw_value)
Gtk::Scale#draw_value=(drwa_value)

ご想像通り,引数はtrueまたはfalseで結果も予想通りである.

スケールウィジェットによって表示される値は,アジャトメントのvalue値で,デフォルトでその値は小数点以下1桁に丸められる. 次のメソッドで桁数を変更できる:

Gtk::Scale#set_digits(digits)
Gtk::Scale#digits=(digits)

ここで,digitsは小数点以下の桁数である. 好きな桁数に設定することができるが,実際にスクリーンに描画されるのは小数点以下13桁までである.

最後に,値が表示される場所を変更するには:

Gtk::Scale#set_value_pos(pos)
Gtk::Scale#value_pos=(pos)

引数posは以下のいずれかの値を持つ :

値をトラフの「そば」(例えば,水平スケールウィジェットの上や下)に配置すれば、その値は溝内を動くスライダを追って位置を変える.

更新日時:2009/04/04 04:40:58
キーワード:
参照:[gtk2-tut-scrollbar] [レンジウィジェット] [アジャストメントを簡単に使う方法] [gtk2-tut]